アフリカ開発会議(Tokyo International Conference on African Development , TICAD)とは、日本政府が主導するアフリカ開発に関する国際会議のことをいいます。1993 年に第一回目が東京で開催されて以来、2013年のTICAD Vに至るまで5年に一回開催されてきました。しかし次回以降は、会議を3年に1回とし、TICAD VIは2016年にアフリカで、TICAD VIIは2019年に日本で開くことになりました。
TICADについては、日本政府のほか、国連(アフリカ担当事務総長特別顧問室:UNOSAA)、国連開発計画(UNDP)、世界銀行、アフリカ連合委員会(AUC)の5団体が共催しています。本会議には、40ヶ国前後のアフリカ諸国政府首脳をはじめ、50 数か国のアフリカ諸国政府代表、国際機関、民間企業、市民社会の参加者が参加しています。また、在京のアフリカ諸国大使で構成する「在京アフリカ外交団」(ADC)も、TICAD に関わる重要なアクターの一つです。