3月19-20日、早稲田奉仕園にて市民ネットワーク for TICAD 主催(後援:独立行政法人国際協力機構、国際連合広報センター、国連開発計画(UNDP)駐日代表事務所、世界銀行グループ、外務省、在京アフリカ外交団)で、「みんなのTICADフォーラム~アフリカと日本の新たな船出~」を開催しました。
土曜日は小雨がぱらつく中集客が心配でしたが、午後から多くの方にお越しくださり、二日間で延べ218名の参加がありました。ご参加くださった皆さま、ありがとうございました!
市民ネットワーク for TICAD は昨年度、「アフリカの魅力を知る」4回連続セミナーをはじめとするセミナーを実施したり、国際協力イベントに参加したりしてきましたが、主催となって二日間にわたるイベントを行ったのは、初めてのことでした。イベントの企画から実施に至るまで半年余り、加盟団体の皆さまをはじめ、研究者や専門家の方々、在日アフリカ人の方々や会場の早稲田奉仕園のスタッフの方々等多くの方からご支援、ご協力いただき、終えることができました。ご協力いただきました皆さまに、心から感謝申し上げます。
今回来日したTICAD VIに向けてアドボカシーを行うアフリカ市民社会ネットワーク「アフリカ市民協議会」からの招聘者7名のうち、一部の方々は3月13-14日にジブチ共和国で行われたTICAD VI高級実務者会合に参加した足で来日しました。当初は旅疲れもみられましたが、来日翌日には逢沢一郎衆議院議員(日本・アフリカ連合(AU)友好議員連盟会長)との意見交換の時間を持ってイベントやTICAD VIのアドボカシーに向けた活力を得て、本番に臨みました。イベント翌日には在京ケニア共和国大使館を表敬訪問、その足で京都へ向かってG7に向けた市民社会アドボカシーに参加しました。
約1週間にわたる日本での旅の中で、日本人の一般の方々、アフリカ専門の研究者やメディア、NGOの方々、日本に住むアフリカの方々等、様々な出会いを通じて、日本の文化、心を知り、感じてきました。また、私たちもアフリカと日本の市民社会の一層の協力と、相互の社会の発展に取り組むことに、気を新たにしました。
帰国後、早速8月のTICAD VI首脳会議や6月1-2日に開催される閣僚級準備会合に向けて、アドボカシーやサイドイベント参加に向けた準備を始めています。
この度、イベントを通じて出会った方々へ、また、今回イベントに参加できなかった方々や、アフリカ市民社会を知りたい方々の記憶にも残るよう、本ホームページでも記録を随時アップしていきます。ぜひご覧ください。
<各セッションの報告はこちらから>
- オープニングセッション「今年はTICAD VI~アフリカと日本の新しい船出」(3月19日10時~12時)
- 課題別セッションⅠ~アフリカにおける環境と人々の生活(3月19日13時~14時半)
- アフリカの魅力・ユースの力(3月19日14時45分~15時50分)
- 課題別セッションⅡ~アフリカの次世代を担う女性とユース~(3月19日16時~17時半)
- 課題別セッションⅢ~アフリカと持続可能な開発目標(SDGs)~(3月20日10時~11時半)
- 課題別セッションⅣ~アフリカにおける紛争と和解への取組み~(3月20日12時半~14時)
- アフリカと日本の懸け橋になって(3月20日14時15分~15時45分)
- クロージングセッション「TICAD VIに向けた市民社会と共催者との対話」(3月20日16時~17時半)