2017年6月5日午後12~12時30分 於:JICA東京国際センター

final-ticad-vi-logo-180TICADVIフォローアップのため共催者が一同に会するTICAD共催者会合が6月5日にJICA東京国際センターで開催されました。

そのなかで、30分という大変に短い時間でしたが、特別セッション「市民との対話」が設けられ、市民団体からは13名が出席し、アフリカからはTICADVIでもアフリカの市民社会の声のとりまとめに尽力されたケニアSDGsフォーラムのフローレンス・シェブオ・ムリさんが出席しました。

議長の挨拶に続いて、市民ネットワークfor TICAD世話人の稲場雅紀さんが6分間の発言時間を与えられました。日本の市民団体が既にアフリカ各地で活発な活動を展開していることを示す調査結果とともに、今後、会議への参加のみならず、政策形成過程や実施、評価においても市民団体の積極的な参加を求めるものであることを伝えました。

続いて、ケニアSDGs市民フォーラムのフローレンス・シェブオ・ムリさんがTICADのあらゆるプロセスにおいて、市民社会の関与が欠かせないこと、また、アフリカアジェンダ2063や持続可能な開発のためのアジェンダ2030とも歩調を合わせ、効果的に目的達成に近づくべきであることを訴えました。

その後、共催者からは、市民団体には市民団体の強みがあり、存分にその良さを活かせるスペースを作る必要があることや、国家以外の枠組みで活動する市民社会および民間も含めたさまざまなアクターが協力する必要がある、などのコメントが寄せられました。