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第2回 タンザニア~アフリカの食と音楽の出会い~

2015年12月5日、東京農業大学にて市民ネットワーク for TICAD (Afri-Can)は「アフリカの魅力を知る」セミナー第2回 タンザニア~アフリカの食と音楽の出会い~を開催しました(共催:駐日タンザニア共和国大使館、世界銀行、特定非営利活動法人アフリカ日本協議会、特定非営利活動法人ハンガー・フリー・ワールド)。

当日は小雨が降り、寒さの中、約100名の方々にお越しくださいました。ありがとうございます!

はじめに駐日タンザニア共和国大使館のバチルダ・サルハ・ブリアン特命全権大使の冒頭挨拶で、TICADを通じた日本の支援や、アフリカと日本の市民社会のパートナーシップの重要性について指摘されました。

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続いて同大使館からベナデタ・マリマ公使は、タンザニアの歴史や風土について、植民地支配のころから詳細に説明があり、観客の皆さんもタンザニアの知識深めていきました。

IMG_0951また、アフリカの食文化について、東京農業大学の志和地弘信教授から現地で撮影した写真を通じて紹介がありました。アフリカの食文化は非常に多様で豊かで、特にイモやコメ、小麦の中にも様々な種類があり、広大な大陸の中でその調理の仕方も風土や気候によって異なります。志和地教授は写真を通じてタンザニアを中心とする様々な国や地域の作物の調理や保存の仕方、市場へのアクセス、環境への影響等について分かりやすく説明してくださいました。

食への理解を深めた後は、音楽です。西アフリカのダンスを踊る日本人グループMAMADOの方々が、マリの太鼓を使って収穫を願うダンスと音楽を披露し、会場の来場者やタンザニア大使をはじめとする出演者も加わってアフリカの食と音楽文化を堪能しました

休憩をはさんで後半は、東京農業大学に留学しているタンザニア人留学生3名をパネリストに迎え、彼らが感じる日本のイメージやアフリカに対する偏見、現在の研究についてや将来の展望が語られました。

終了後はタンザニア人留学生のほか、TICADに関心のあるケニア人学生や日本人学生が集まり、今後TICADやアフリカと日本の交流につなげるために話し合いました。

こうした機会を通じてアフリカと日本、TICADが少しでも多くの方々に共有されればと思います。

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