2015年8月26日、外務省内会議室にてTICAD VIプロセス・モニタリング合同委員会が開催されました。
モニタリング合同委員会とは、TICAD Vで採択された横浜行動計画がしっかり計画通りに進んでいるかどうかについて、TICAD VI共催者である日本政府や在京アフリカ外交団(Africa Diplomatic Corps (ADC))、国際機関、市民社会が参加して議論するものです。市民社会からも約10名の参加がありました。
委員会では丸山外務省アフリカ部長及び共催者から「TICAD進捗報告書」の素案の説明がありました。また、第二回閣僚級会合は2015年11月末に、マラウイで開催見込みである旨説明がありました。
また、翌日の27日には来日中の共催者とともに、「市民社会と共催者との対話」が行われました。
対話の中では共催者から市民社会によるTICADに関する国内啓発や、首脳会議でのサイドイベントへの参加への期待が述べられました。
市民社会側からは、2015年2月にアフリカ側市民社会とともに策定した提言書を共有し、今後は個別の具体的課題に関してどこに重点を置くべきかを明確にしていく必要があることが共有されました。
市民ネットワーク for TICADは今回の共催者が来日したのに合わせ、合同モニタリング委員会前にUNOSAAのカブラル調整・アドボカシー・プログラム開発ブランチ長と田川プログラムオフィサー、AUCのレヴィアフリカ戦略パートナーシップ長等とバイミーティングを行い、個別の政策提言も行いました。